ceo column

魅力を再発見し伝わりやすい表現やデザインの再構築は可能。だけど「おべべ」だけ着せることはできないよなって話

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*前提:マツダとLEXUSどちらも大好きですばらしいブランドで車です。Lを書いただけなのに自分の絵心のなさがわかります。

準備は大事。東北の冬を甘くみず、車の装備は冬用へ、そしてきちんと在庫は確認しよう。

いまのnecco officeを借りて家具を探しに今年の1月の大寒波の日(ニュースで鳥取で大変なことになっていた日です。)に秋田からnecco CTO森下の車で仙台のIKEAまで向かったときの写真なのですが、あまりの雪のすごさに高速道路で死にかけたのは記憶にあたらしいです。
ワイパーを冬用にしていなかったらしく、雪がワイパーの下にどんどんたまり、拳大くらいになって左のワイパーが完全に無効化され、ホワイトアウトの中、フロントガラスの左半分以上は視界が0になっていて、前に車もいない、左右もどこが壁なのか全く見えないなかよく走行したものです。何も見えないというのを初めて経験しました。

仙台は雪もなくびっくりした後に、テーブルとデスクを「よし買うぞ!」となってばっちり2Fのショールームを堪能し倉庫に下がって在庫があるところまで勢いよく行き1台も在庫がなかった衝撃もホワイトアウト同様のものがありました。

おべべだけ着せてもかっこわるい

前置きが長くなりましたが、仙台IKEAの帰りにあまりに雪がすごかったため、ナンバーもマツダのフロントのエンブレムも雪まみれだったのでLと書いて遊んでいたのですが、この写真をみ大尊敬しているアートディレクターの言葉を思い出しました。

「おべべだけ着せてもね。似合ってないものにはかっこわるい。そのブランドにあった服があると思いますよ。」

ものすごい記憶違いで言い換えしてるかもですが、こんなようなことをおっしゃられていて、ずっと心に残ってます。
そのブランドにはブランドの、商品には商品の見せ方、似合う服があると。

車体がマツダなのにLEXUSのエンブレムをつけてもLEXUSにはならないわけで。
マツダにはマツダのLEXUSにはLEXUSの素晴らしいところがたくさんありますよね。
どちらが比較して良いとかでなく。

デザインはセンスでもない、装飾の言い換えでもない。答えは無くない、ある。

何度きいたことでしょう。デザインはセンスと言ってる方にお会いしたのは。
数え切れないです。

自分のやってる仕事をセンスと一言で置き換えられたらどうでしょうか?

エンジニアのコーディングもセンスって一言では片付けられないはずです。

逆を言えば自分はセンスがないからと諦める事は「ない」とも言えます。

デザインを作るデザイナーは毎日、毎日デザインを作り続けて、デザインについてアウトプット、インプットを繰り返してます。
エンジニアも毎日コードを買いて、バグにぶちあたり、調査して直しての繰り返しです。

自分が知らない領域の仕事をセンスというよくわからん言葉に置き換えたりするのは是非、今日からやめましょう。
一言で片付いて便利なんですけどね。

デザインには正解がある。

というのはアートディレクターの水野学さんの言葉ですが、本の中で断言してくれていて、とても感動したのを覚えてます。

その正解や説得する説明や理由を用意できないことはデザイナーの力不足です。決してセンスがない。わけではなく。

自分のブランドや商品を手に取る人や使う人を思い浮かべてより良くするのがデザインではないか

自分が何を伝えたいのかよりは何があると便利なのか、どうすればより良くなるのか、使う人にとってどう暮らしや世界は良くなるかが大事なはずです。
それを明確に伝えるのがデザインです。

なんとなくかっこよく見えるからとか、こういうふうに見せたいからこんな感じで作ってとか。それもただおべべを着せればいいから。
に置き換えられますね。最高級の服だけきてもだめですよね。

僕らはなるべく服はもちろん、服を着る人と着た人のそばにいる人や着た人を必要とする人を想像して、服(デザインやWebサイト)を制作するようにします。
また話が反れてる気がしますが、わーっとこれからも書いて行きたいと思います。

*前提:マツダとLEXUSどちらも大好きですばらしいブランドです。勘違いなさらぬよう。