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writer 森下 裕介

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未経験エンジニアが先輩を上手く活用して働くための10の方法

エンジニアになって9年目を迎えるにあたって

こんにちは、エンジニアの森下です。

未経験エンジニアが先輩を上手く活用して働くための10の方法 01
私は、東日本大震災の年に新卒でエンジニアになったので、4月からエンジニア歴9年目に突入します。
8年の間に、東京から秋田、BtoCから受託へと環境が変わり、様々なエンジニアの方と接してきました。
未だに自分が描いた、理想としているエンジニアになれていません。
まだまだ学ぶことの多いエンジニアであることに変わりありませんが、これまでの経験を踏まえて今でも気をつけていること、自分の昔の反省、後輩を持った時に感じた内容を書きました。

これから1年目を迎える未経験エンジニア・新卒エンジニアの皆さまは、先輩エンジニアを上手く活用して、活躍できるエンジニアになってほしいです。

1. 質問するタイミングに困った時はこうしよう!

エディタに向かって、小気味良くタイピングしている時は極力避けましょう。
調子良くコーディングしている最中に質問すると、機嫌を損ねてしまうかもしれません。
かといって、いつまでも質問出来ずに進まないのも問題なので、勢いでいきましょう!
明らかに休憩している時が最適ですが、なかなかそんな場面に遭遇しない時はQiitaやStack Overflowを見ている時が良いでしょう。
そんな時は煮詰まってて機嫌が悪いかもしれませんが、怒っていないので大丈夫です、怖くないですよ。(笑

2. どうしてもエラーが解消出来ない時はこうしよう!

エラー文をGoogleで調べましょう。
英語の内容に当たったら、自力なりGoogle翻訳なりで”調べるクセ”をつけましょう。
この時、プログラムを闇雲にいじって、原因がさらにこんがらがらせるのは避けましょう。
直面した問題を切り分ける技術の第1歩です。
場当たり的な対処はやめましょう。
検索結果を見てもわからない時は、エラー直前までの操作と調べた内容を一緒に持って質問しましょう。

3. 何回言われても、覚えられない時はこうしよう!

覚えるスピートは人それぞれです。
それは教える側もわかっています。
それでも、人間は神ではないので何度も同じことを聞かれてしまうと、「いい加減にしろ」となってしまいます。
ローカル環境で繰り返し練習するなり、理解が足りていないと思うのならばGoogleで調べるなり、先輩にもう一度教えてもらいましょう。
覚える≒クセにすると考えると、努力の仕方を工夫して乗り越えられると思います。

4. 手順を指示された時はこうしよう!

手順を指示された場合は、手順を”勝手に”解釈しないで無視しないようにしましょう。
不要に感じたその手順に、なんらかの理由がある場合があります。
もし、手順をスキップしたいのであれば、なぜその手順が存在するのか理由を明確にしましょう。
何か問題が起こして、不必要に印象を悪くする意味はありません。
むしろ理由を明確にすることで手順を深く理解することにつながり、手順書・マニュアルを作成する際に役立つ可能性があります。

5. 単純作業の背景や操作内容を理解しよう!

指示を勝手に解釈するのも問題ですが、背景や操作内容を理解せずに、ただただロボットのように作業するのは避けましょう。
一つ一つの作業に意味があります。
もし、その作業を繰り返すのであれば、自動化するスクリプトを組んで、先輩にレビューしてもらうのもいいと思います。
色んなことを吸収する時期に、無心で単純作業するのはやめましょう。
いずれ、繰り返しの発生する単純作業をマニュアル化・自動化する立場になる可能性もあるのだから、
一単純作業とは言え、自分なりに出来ることを考えましょう。
ただし、考え過ぎて4.のように暴走するのではなく、ちゃんと背景を確認して、先輩の確認・レビューをもらいましょう。

6. 基礎固めを大事にしよう!

HTMLやCSS、PHPやRuby、Javaなど様々な内容を研修などで学ぶと思います。
しかし、いざ仕事となると、さらにフレームワークなるものが存在して頭を悩ませます。
基礎は人によっては簡単かもしれないし、難しいと思う人もいるが、現場ではそれに上乗せしたものを使うことが多いため、基礎はきっちり自分の武器にしておきましょう。

7. 学習方法に固執しないようにしよう!

ネットでも情報は多く、書籍もジャンルによっては沢山あります。
勉強会もあるし、オンライン講座もあり、学ぶ手段は幾らでもあります。
一つの方法にとらわれないようにしましょう。
努力の仕方を工夫しましょう。
一番良いのは、同じ職場の人に教えてもらえることなので、疑問を少しでも言語化出来るようであれば、隙を見て質問しましょう。

8. 教えてもらっている時はリアクションしよう!

教えてもらっている時に分かっているか、どうかのリアクションはハッキリしましょう。
教えている側はその人のレベルに合わせて、言葉を噛み砕いて説明しています。
それで理解できない場合は、もっと言葉を噛み砕きます。
説明している最中に、分からないという意思表示がなければ、分かっているものだと感じ進んでしまいます。
3.で取り上げたように理解が足りていないのなら、しっかり意思表示しましょう。
逆に分かっている意思表示があれば、教える側は分かっているかどうか不安が解消されて教えやすくなります。
先輩を手のひらで転がしましょう。

9. どこまで分かっていて、どこから分からないのか、ちゃんと答えられるようにしよう!

「ここがわからないんです」とだけ質問された際、先輩エンジニアはどこまで分かっていて、その状況に至ったのかヒアリングを行わなけれいけません。
全く分かっていないならイチから教える必要があるし、ある程度理解しているのならヒントやその躓きの解消だけを図って自走してもらうという選択をします。
そのため、どのレベルでわかっていないかを聞きますが、決して怒っていません。
むしろ、冷静に話を聞きたいです。
最初の頃は「何がわからないか、わからない」状態だと思うので、そういった場合は無理に言葉を考えるよりも、「もうさっぱりわからないです」と素直に答えましょう。
これから理解していくので、わからないことは悪くないです。
素直は大事です。

10. 自分からヘルプを出せるようにしよう!

知識や経験が増え、少し出来るようになってくると、どうしても自力でやろうとしてしまうものです。
それはいい傾向です。
しかし、期限のない仕事は滅多にないので、ちゃんと自分の実力と作業にかかる時間の見積もりを把握できるようにしましょう。
そして、マズいなと思ったら、ちゃんと周りにヘルプ・アラートを出しましょう!
私はこれが未だに最も苦手なことです。
どこかにスポ根的な発想があって、どうにか出来ると思ってしまうんですよね。
しかし、手詰まりになって、ギリギリでヘルプを出すハメになってしまうという悪循環です。
周囲の環境で変わる場合もありますが、抱え込みがちな性格は自分で軌道修正する必要があります。
出来るなら、駆け出しの頃にきちんと周りの人に聞く≒ヘルプを出す習慣を身に付けることで、その厄介な性格を持たなくて済むかもしれません。
周りが「大丈夫?」と声を書けても、「大丈夫!」と答えられると、それ以上手出ししにくくなってしまうので、意地を張らずに素直になりましょう!

「ほうれんそう」から「ほうれんそうのおひたし」

私が新卒で入社した頃は、「報告」「連絡」「相談」の「ほうれんそう」が新人研修で教えられていた気がします。(もはや覚えてないです。)
一昨年〜去年くらいからは部下の「ほうれんそう」に加え、上司の「おひたし」がネット界隈で見受けられます。

  • お…怒らない
  • ひ…否定しない
  • た…助ける(困り事あれば)
  • し…指示する

世の中の先輩・上司の方々はそこまで好戦的ではないと思います。
しかし、質問する側の態度・仕方で変わってしまうので、気をつけましょう。
質問される先輩側も気をつけることは多いと思います。
私が一番気をつけているのは、質問が多いであろう最初3ヶ月くらいは質問しやすいように就業時間中はヘッドホン・イヤホンをしないと決めています。
上記の「おひたし」も大事だし、新人の方が感じる雰囲気というのも気をつけていきたいと思います。
未経験からでも成長して対等に話せるようになるのを楽しみにしています。
そんな仕組み作りも増やしていきたいと思っています。

未経験エンジニアが先輩を上手く活用して働くための10の方法 02

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森下 裕介 Yusuke Morishita

CTO / テクニカルディレクター / エンジニア 秋田県生まれ。 筑波大学で経営工学を学び、卒業後、モバイルコンテンツ配信、ライフスタイル支援サービス、官公庁入札情報提供サービス、自治体運営の求人情報、企業等のウェブサイト開発に従事。ガラケーからスマホ、ウェブサイト、iOS/Androidアプリ開発を経験。VPSやクラウド等のサーバー設定からPHPやRuby等のスクリプト言語、アプリ開発まで幅広く対応。2016年10月よりneccoに参画。子供向けプログラム道場CoderDojo秋田、Googleが後援するAndroidアプリプログラミング道場東北TECH道場秋田道場を運営。 好きなものは、猫、ハムスター、オムライス、もふもふしたもの。好きなことは、料理、アニメ鑑賞、ゲーム(格闘・アクション・スポーツ)、筋トレ。性格は温厚で冷静。