夏井 ひとみ
writer 夏井 ひとみ

necco note neccoのノートとお知らせ。

40代・正社員、週4日勤務を続けて感じたこと

neccoの稼働日は基本月曜〜金曜ですが、私は家庭の事情で月曜〜木曜の週4日働いています。
もう3年以上続けていますが、いまのところ業務にほぼ支障はありません。
むしろ以前よりもストレスが減り、メリハリのある生活ができています。

担当業務はライティングや編集、写真撮影のほかに、ディレクション、軽めのデザインなどなど。他のメンバーより稼働日が1日少ないからといって、仕事量が減るわけではありません。
そんな私が週4日で業務を完了するために日々実践していることや、会社で取り入れている工夫、週4日勤務にしてよかったことなどを紹介します。

20〜30代の働き方

世界的に見て日本ってどうなの?

記事を書く前に調べてみたところ、海外では週4日労働制(週休3日制)をすでに取り入れている・または導入を検討している国があるそうです。
近年、日本でも週4日勤務を選択できる企業がすこしずつ増えてきたようです。

24時間働かないと、生きていけなかったあの頃

ちょっと古い話になるのですが、私が小学生の頃「24時間働けますか?」というCMが流行しました。つい最近まで風邪薬のキャッチコピーは「ツラくても休めないあなたに」だったし、日本はいつのまにか「会社を休むのは悪」という風潮になっていました。
私が就職したての頃も、その流れは変わりませんでした。ちょっとした風邪くらいでは休めず、熱があるのに注射を打って出社することもよくありました。そんな環境のなかで体や心を壊す人たちをたくさん見てきました。

当時からすると、いまこんなに柔軟な働き方ができているなんて信じられないし、本当に感謝しかありません。

あべさんの犬

実践していること

necco社内での工夫/業務の見える化

先述した時代の風潮も「会社を休めない」理由でしたが、ほかに企業のしくみもひとつの要因になっているのではないかと思います。
担当者が突発的に休んでしまったときや退職してしまったときに、ほかの人が対応できない。仕事の内容や進捗が共有されていない。つまり、属人的な組織だから休めないのです。
neccoでは、担当者が不在のときにもほかの誰かが対応できるよう、さまざまなツールを活用してお互いの業務内容や進捗を把握しています。

Slackで、お客さまとのやりとりを共有

Slackは、言わずと知れたチャットツール。neccoでは3年以上前から、社内のコミュニケーションのほか、お客さまとのやりとりにSlackを活用しています。 メールとは違い、チャンネルに参加している人全員がメッセージを閲覧でき、会話にも参加できるため、担当者が不在の場合はほかのメンバーが対応することが可能です。

Asanaで、業務の進捗を共有

タスク管理ツールはTrelloやBacklogなど多数ありますが、neccoではAsanaを使用しています。Slackと連携させタスクの状況をSlackのチャンネルに流しているので、メンバー全員の業務の進捗をつねに確認できます。

Googleスプレッドシートで、サイトマップやスケジュールを共有

neccoでは、サイトマップやスケジュール、素材リストなどをGoogleスプレッドシートにまとめてお客さまと共有しています。誰でも閲覧・編集できるため、デザインや実装が終わったページにチェックを入れたり、お客さまに記入してもらうこともできます。

Notionで、すべての情報を共有

昨年から使いはじめたのがNotion。共同編集可能で、議事録やタスク、スケジュール、データベース、マニュアルまでなんでも管理できちゃう有能なツールです。「このサイトのログイン情報ってどれだっけ?」と思ったら、Notionを見ればOK。「あの人に聞かないとわからない」なんてことはなくなりました。

こういったツールの活用はneccoのメンバーにとっては当たり前になっていますが、もしかしたら一部の業界だけなのかも?と思い紹介させていただきました。
(リモートワークが増えた今は取り入れている企業が増えているのかもしれません)

自分自身で工夫していること

1日のタイムスケジュールを、見える位置に表示させておく

朝、1日のタイムスケジュールをSlackに投稿し、さらにそれをスクショしてPCのモニターに常時表示しておきます。メンバーへ宣言することで気が引き締まるし、作業中もタスクを横目で確認できるのでおすすめです。
Googleカレンダーなど、社内で共有しているカレンダーに入れておくのもいいですね。

「期限1日前完了」のマイルール

社会人2年目くらいからずっと実践しているのですが、「期限の1日前に完了させる」ことをマイルールとしています。この習慣が、週4日勤務になったいまの私にとても活きています。
1日前に終わらせておけば、チェックしてもらう時間や修正する時間に余裕ができます。もちろん、急ぎの仕事や量が多い場合など、1日前に終わらせることが困難な場合もあります。そのときはできるだけ早く手をつけ、つまづいたときには悩みすぎず迷ったら相談し、判断が遅くならないよう気をつけています。

ときには誰かに頼ってもいいじゃない

責任感の強い人は「自分一人で完結しないと」とか「他のメンバーに迷惑かけられない!」と思いがち。私もどちらかというとそういうタイプで、昔から誰かにまかせることができない性格です。
でも、誰も一人で仕事しているわけではありません。週4日勤務になってからは、「ここは○○さんにまかせよう」と仲間を頼るようになりました。

このように、会社や仲間に助けられ、自分でも工夫を取り入れながら週4日勤務を続けています。

よかったこと・メリット

週4日勤務を3年以上続けて、感じたメリットは以下となります。

・勤務日数が限られているのでむしろ仕事に集中できる
・生活にメリハリが生まれた
・平日を1日使えることの大切さを実感

他のメンバーよりも少ない日数で仕事を終わらせる必要があるので、勤務中ダラダラと過ごす時間が確実に減りました。しっかりと休憩して、仕事モードになったら集中して取り組む。そのおかげで生活にメリハリが生まれました。

また、40歳を過ぎ、家族の介護や自分の健康など、思いがけないライフイベントやプライベートの負担が増えてきました。役所や病院、金融機関に行くために平日を1日使えるのは本当に助かります。

現実的に考えると、正社員で勤務日数を選択できるしくみを企業で導入するには、さまざまなハードルがあるかと思います。しかし定年延長といわれているこの時代、歳を重ねても長く働けるよう、自分のスタイルに合った働き方を選び取っていくことが今後さらに重要となってくるのではないでしょうか。

夏井 ひとみ
夏井 ひとみ Hitomi Natsui

エディター / フォトグラファー 宮城県生まれ。 東北学院大学を卒業後、仙台の広告代理店にて主に週刊フリーペーパーの取材・編集・ライティング、企業のイベント企画・プロモーション提案などに従事。その後、住宅会社の広報スタッフを経て2014年に秋田県へ。官公庁および県内企業のウェブサイト、冊子、情報誌、パンフレット、商品パッケージデザインなど、秋田県に関わるさまざまな制作物におけるディレクション・編集・取材・ライティングを幅広く経験。 好きなものは伝統こけし、花、鳥、チョコレート。「こけしと自然」をテーマとした写真撮影が趣味で、2017年夏には青森にて写真展を開催した。似ているキャラクターはニコロビン、メーテル、エボシ御前。こけしにも似ている。