中川 小雪
中川 小雪

necco Note

初めての一眼カメラ用ジンバル撮影レポート・角川ミュージアム

  • Brand Design

はじめに

neccoがデザイン担当している秋田人形道祖神プロジェクト(以下ANPさん)のグッズが角川武蔵野ミュージアムショップで販売されることになりました👏

そのご縁により、2020年11月4日に開催された角川武蔵野ミュージアムのグランドオープン内覧会にneccoの東京メンバーがご招待いただきました。 せっかくの機会なので、先日会社で購入したばかりの一眼レフ用ジンバルを使用して撮影してみようということに!初めて一眼カメラ用ジンバルを用いて撮影した感想や反省を中心に、レポートを書いていきます✍️

内覧会全体の感想は他のメンバーが書いているので、良かったらそちらも読んでみてください。

https://necco.co/note/4221

撮影の目標

今回の目標は一眼レフ用のジンバルの撮影に慣れること!また、撮影の仕事を想定して段取りや準備をできるようにすること。写真撮影もしつつ、動画の撮影も進めていこうと思います。

ANPさんの魅力をお伝えできる素敵な素材を撮影できるように頑張ります💪

撮影使用機材

カメラ:Sony α7Ⅲ
レンズ:Zeiss 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8
ジンバル:Zhiyun Weebill-S

先日会社で購入したばかりの一眼用のジンバルです。使いこなせるように頑張ります!

ミュージアムに行くまでの準備

ミュージアムに行くまでに下記のことを準備しました。

  • 香盤表(撮影に必要な道具やスケジュール等をまとめたもの)作成
  • 撮影リスト(撮影したいものをリストにしたもの)作成
  • ロケーション調査、参考写真集め
  • ジンバル(Webill-S)の使い方勉強、試し撮り
  • 動画・ジンバルの撮影方法勉強(本、Youtube)

香盤表や撮影リストは自分で調べてつくってみました!
撮影で使用してみて改良していこうと思います💪(アドバイスあったらお待ちしています)

役割分担は、写真撮影時は基本他メンバーがカメラ撮影を担当し、私は撮影指示を出す担当に。動画撮影は私が担当することになりました。

いざ当日!

香盤表を印刷、機材を準備していざ角川武蔵野ミュージアムへ向かいます。

移動中の電車の中にて、きちんと準備できたか不安でギリギリまで確認してました。ドキドキ。

東所沢駅から歩くこと10分、公園を抜けるとついに角川武蔵野ミュージアムに到着!

大きい〜!迫力がすごい!!石の圧倒的な存在感やダイナミックさを感じとることができました。
引きや寄りなど、時間帯・距離・角度によって様々な表情をみせてくれて面白かったです。夜にライトアップされて浮かび上がる荘厳な姿が私はお気に入りでした。

写真撮影へ

ミュージアムに着いたので早速撮影開始。
カメラの設定準備をして、動画撮影の前にまずはミュージアムの外観の写真撮影から始めました。
今回は広角のレンズがなく、単焦点レンズでの撮影…!撮影範囲がとても狭いのでミュージアムの全体像を撮るのは難しかったです。く〜。風景や大きい建物を撮る際には広角レンズはマストですね。

チャックが少し空いています

香盤表片手に、阿部さんに撮影指示らしきものを出しながら撮影していきました。結構ドタバタで、撮影チェックリストは残念ながらほぼ使わず。

ふゆなさんの撮影風景。iPad、大きい画面でみたまま撮影できるのいいな…と横目に見ていました。

どの構図で撮るか決める際に、ミュージアムの地図や参考写真を印刷しておいたものが役出ちました。撮影イメージを共有するの大事ですね。

ふゆなさんが撮影したiPad写真です。画質はもちろんカメラに劣るけどバッチリ撮れてます優秀です!すごい。

水場を利用したり、石の質感が際立つように寄りで撮影したりと、色々撮影のやりようはありそうです。

ジンバルで動画撮影開始!

外観撮影を済ませていざ館内へ!ジンバル準備して、ここからは私が動画撮影を進めていきます。が、やってみると様々な問題点が発生。

一眼用ジンバルのセッティングは時間かかる

5〜10分程度準備に時間かかりました。最初にカメラを水平に保つためにセッティングする必要があるのですが、慣れてないと手間取ります。ちょっと練習足りなかった!

ジンバルのモードチェンジ、難し

ジンバルには色んな撮影モード(水平移動のみさせる、カメラの動きに追従させるなど)があるのですがそれも練習が足りず意外と操作に手間取ります。思った通りに動かすのも一苦労。

一眼+ジンバルは重い

一眼にジンバルをつけているので、重いです。手持ちで長時間撮影は大変ですね。
あとは重いのでしっかり身体に寄せて棒を持たないと意外とブレてしまいます。周りを見渡してみると三脚を用いた撮影してる人が多かったです。

手動でパン・ティルトはスピード感が難しい

手動でパンやティルトやってみたのですが、スピード感が思ったより速くなってしまったり、重くて思い通りにコントロールするのに苦戦。今回は展示物をゆっくりとした動きで撮りたかったのでなおさら難しかったです。

動きの少ない対象物を動画に収める時は、安定した三脚で撮るのが良さそうですね✍🏻 苦戦しながらも、何とか2時間の内覧会目一杯撮影しました🙌

今回の学び

目的にあった撮影方法を選ぶことが大事

今回はジンバルがあったのでそれで動画撮影してみよう!となりましたが、どういったものを対象に撮るかという目的に合わせて撮影手法を選ぶことが大事だなと分かりました。今回はジンバルのメリット・デメリットや次の課題を知ることが出来てよかったです。

ジンバル、使いこなせばいい画がとれる

一眼の画質で手ブレのない動画が撮れたら最高ですよね。パン・ティルトの設定すれば次回はいい画が撮れるはず!

撮影動画、後から確認すると悲惨なことに

動画の素材が、後から確認すると画角がだめだったりブレが酷くて使えないものがたくさんありました。きちんと撮影しつつ、どんな画が撮れたか確認するのは大事だと学びました。

最後に

初めてジンバルで動画を撮影してみたのですが、事前に撮影練習をすることや、どんな素材を撮りたいかを明確にして、その目的に合わせた機材や撮影方法が大事だと学びました。
また、撮影した素材を確認して、予想通りの絵が撮れているか、撮り忘れがないかなどもすぐ確認することも大事ですね。
撮影したものをすぐiPadに転送して確認出来るようにしたい!実際に撮影してみないと分からないことがたくさんあったのでやって良かったです。

最後に、撮影しつつミュージアムを見た感想ですが、図書館・美術館・博物館が融合していて、一つの場所に色んな分野を飛び越えた展示がありとても面白かったです。
展示物をありのままに体感するのも良し、1つ1つ受け取ってゆっくりと観察するのも良しと、色んな楽しみ方があると思いました。
色んな分野があるからこそ、それらを自分の中で結びつけたり考えたり、その中でも自分がどんなことに興味があるのか知ることが出来たりと、知的好奇心を引き出される場所でした。またじっくりと楽しみに行きたいです!

以上、中川でした。


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中川 小雪

中川 小雪

Koyuki Nakagawa

神奈川県生まれ。三兄弟の末っ子。中央大学で社会学を学び、2019年10月からneccoでインターンを始める。 2020年4月にアシスタントデザイナーとして入社。一人前のデザイナー目指して修行中。 好きなものはアイドル、可愛いもの、可愛い人、ご飯、布団、こたつ、小説、旅行。好きな食べ物は、小籠包、餃子、牛乳寒天、ちくわぶ。早起きが人生の課題。

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